音程を劇的に良くする「シフティング練習」とは?

コントラバスをはじめ、バイオリンやチェロなどの弦楽器をやっている人にとっては音程練習は宿命です。
音程を劇的に良くする練習方法があったら良いと思いませんか?

あるわけ無いじゃん。そんのあったらみんなやってるよ。

ところが、みんながやっている練習方法があるんです!

それは「シフティング練習」

シフティング練習とは?

Youtubeに動画をアップしたので御覧ください。

 

コントラバスの場合では一番弦の細いG線で行います。
まずハーフポジションのG#を1の指で抑えて、G# – A – A – G#と1の指だけで1小節を弾きます。

4分音符=40〜60bpmくらいの速さで、音を確実に狙ってゆっくりシフティング移動しましょう。
ボーイングは動画のように2拍でひと弓を使う感じで、あくまでも左手と音程に集中して一発で音を狙うように練習してください。

一発で音程が合うようになって自信がついたところで次のポジションを練習していきます。G# – A# – A# – G#というように音を上げていき、G# – F# – F# – G#まで進みます。

次にファースト・ポジションのAを基準にA – A# – A# – A、A – B – B – Aと進み、A – F# – F# – Aまで弾きます。

このようにベースとなるポジションを一つづつ移動していき最後はF – F# – F# – Fまでシフティング練習をします。

このシフティング練習の後に、練習曲や課題曲を弾いてみてください。

 

基礎練習の大切さ

いかがだったでしょうか?
曲中でも音程がかなり取れるようになっていませんか?

音程音痴な僕でもこんな単純な練習で劇的に音程が良くなるんですから、人間の潜在能力ってすごいんです。

シフティング練習は地味だし時間もかかって楽しくないかもしれません。
しかしこの練習が一番近道な気がします。
ポジション移動の感覚を体と耳で覚えることで、結果音程が良くなるんです。

現にレッスンで先生に音程の悪さを指摘される時は大抵、このシフティング練習をサボっていたりします。
最近音程が悪いなぁと思った時は、すかさずこの練習をやる ようにしてます。

基礎練習って大事です。
基礎練習は手段であって目的ではないですが、皆さんの素晴らしい感性も基礎があるからこそ初めて音楽的に表現出来るのでは無いのでしょうか?

 

練習に役立つアプリ

一人でもガイド音を簡単に流せるように作ったアプリが、動画で紹介しているアプリです。曲中の苦手な2音間を集中的に練習するのにも、このアプリは役に立ちます。
もちろんコントラバス奏者だけでなく、ヴァイオリン、チェロ、トロンボーン、ヴォーカリストからカラオケで上手く歌えるようになりたい人の音程練習にも使えます。
無料ですのでぜひ使ってみてください。

ポジション移動のシフティング練習に バイオリン・チェロ・コントラバス

ポジション移動のシフティング練習に
バイオリン・チェロ・コントラバス

おまけ動画

コントラバス奏者で有名なゲリー・カーもシフティング練習をバッチリ行っていたようです。

合宿練習でしょうか?
コントラバス奏者の集団がシフティング練習を行っています。親指ポジションまで跳躍しています。
動画の49分45秒あたりから始まります。

「Amazing Bass – Profile of Gary Karr by the BBC」

しかしどこかカルト宗教的な怖さを感じるのは自分だけでしょうか?笑

 

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